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2007年8月17日 (金)

SPEED HACKS

最近世間ではなんとかHACKSっていうのが流行っているようで、かく言う私もBINARY HACKSも買っちゃいましたが、今回は「スピードハックス仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」を読みました。

昔からビジネス系の本には胡散臭さが付きまとってるなぁと思っていたのですが、社会人も何年かやってると、そういう書籍に頼りたい気持ちも分かってくるというものです。何しろ仕事では「これが正解」ってのが無い。世間の流行、お客さんの気まぐれ、上司の気まぐれ、関係者の力関係、声の大小、等々によって、状況が二転三転。ここまでくると、「なるようにしかならないよ。俺らに流れは作れないんだから、無理せず流さに乗るのが賢い選択だよ」というあきらめの境地と、「いや何とかすべきだ。俺が何とかしなくちゃならないんだ。でもどうすべきなんだろう?」という前向きの困惑の気持ちが葛藤を始めます。そこで手に取るのがビジネス本です。コレを読めば前に進めるのかもしれない。「思考は現実化する!」そうなのか?「すごい会議!」どんな会議だろう?

今でもビジネス書にはある程度の疑いの目を向けてはいるのですが、最近は仕事の効率化や自己啓発について、具体的なやり方までを書いた本が出ていていいかも。。と思うことが多いです。特に「効率化/整理整頓」というフレーズに僕は弱くて、どんだけ楽できるんだろう?どんだけ検索でいらいらしなくてすむんだろう?と普段ダメダメな机の上で作業しているものだから、その手の書籍はついつい手にとってしまいます。さてこのスピードハックスもちょっと手にとって面白そうだったので購入したのですが、以下の点が個人的に良いと思います

  • 既存の考え方を実践してみて、著者なりの工夫をして詳解をしているところ
  • 「元に戻せる」ことがスピードアップに貢献しているという指摘
  • 「常連タスクはチェック済みにしてしまう」戦略
  • 「やったことのある作業」と「やったことの無い作業」に分ける戦略
  • タスクを細かく分ける。「洗い出し」の作業をやることで、やるべきことが整理されるし、タスクへ実際に取り掛かる際の精神的負担が軽くなるという指摘
  • 仕事の所要時間を感覚ではなく客観的に計測し、記録に残すという指摘
  • 過去の客観的名所要時間から、現在のタスクにかかる所要時間がより正確に見積もれ、将来がより予測可能になる。その予測可能になることがストレスの軽減になる。という指摘
  • 巻末やコラムに載ってるWebサービスの紹介。知っているものも多いが、知らないものもあったり、競合するサービスを両方紹介していたりして、「自分に合うほうを使ってね」という著者の意識の現われかなと思った

なお、ビジネス書が胡散臭いなぁと思っていた理由は、

  • 雨後のタケノコのように現れては消えるから。普遍的なものではなさそうに見える
  • みんなお金が欲しいと思ってる、だからその周辺でうまい商売をしているだけに見える
  • その例、法則、ルールは、本当に自分(ワタクシ)に当てはまるのか怪しい
  • それを実行することにかけるコストと、メリットの関係はどうなのか
  • そもそも、その本で幸せになれるのか
  • 本を読んで成功できるなら、みんなが読んでいるのでは?
  • 読んだだけじゃダメだ、実行をしなければ。。。というのであれば、正にその実行する部分をなんとかしなきゃいけないんじゃないか?そこまでフォローしてるのか?
  • あなたが成功したのは「運」が良かったからじゃないのか

等でした。ただ、最近の本は、より具体的に、実感をもって、客観的な視線を失わないように書かれているので、なるほどなぁ。と励みになる部分や取り入れてみたい部分もあったりするので、興味深く読めてます。

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