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2007年9月14日 (金)

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

2chの意義は、匿名性が高く、スケーラビリティがあり、シンプルな構造とインターフェイスを持っていること、そして何より、匿名掲示板として日本で最も有名であること、だと思います。メジャーであること自体に価値があります。誰もがどこへ行くべきか悩むことなく2chに集います。なぜなら、みんなが2chにいるからです。2chのドメイン差し押さえ騒ぎの時に問題になったのは、もしそれが起こったら、2ch難民はどこへ行けばよいのか?ということでした。

そんなわけで、まじめにタイトルに回答するとすると、2chが潰れない理由は「ひろゆきがまだ飽きてないから」だと思います。。。が、別にそんなことはこの本の趣旨ではないです。単にキャッチーなタイトルをつけたに過ぎないと思っています。本書が述べていることは、

  • ソーシャルウェブ入門が語っているような、現在の最先端+今後のWebの世界の展望は、単にどこかのマーケティング担当者が生み出している幻に過ぎない
  • Webの世界は、これからも今までとほとんど変わらない
  • インターネットとか2chとか、大したこと無いのにみんな騒ぎすぎ
  • 法律が変
  • 携帯の方に未来がある

ということです。ソーシャルウェブ入門とは全く逆のことを主張しているわけです。若いのに地に足がついているというか、落ち着いているというか。。。(ケータイの件はなるほどと思わせます)

僕は、ひろゆきは、リアルワールドで十分楽しめているから、インターネットに期待していないし、期待する必要も無いのだと思います。リアルワールドでお金もあるし、裁判沙汰などのゲームも楽しめてるし。リアルワールドでパワーを持っている人から見れば、インターネットは単なるツールのひとつにしか見えないのでしょう。

でも、2chに参加している人、ブログを書いている人、はてなブックマークやRSSでさまざまな情報をやり取りしている人の多くは、リアルワールドでは得られないパワーを、インターネットの世界が提供してくれることに感謝をしていると思います。そしてそのパワーの成長に期待しているわけです。

地理的な、金銭的な、労力的な、さまざまな障壁を取り除き、知識への到達が容易になるためには、単にインターネットというhttp以下のレイヤの発明だけでは不十分で、Googleというサービスの出現を待つ必要がありました。(もちろんインターネットというhttpレイヤ以下のインフラの整備が最も偉大だと思いますが)。なので、僕はGoogle以後のWebの世界は、まさに、2.0なのだと思っています。

今後、Webの世界で何が起こるのかは分りませんが、少なくとも何かを起こしたいと考えている若者が五万といることだけは間違いありません。

そして、僕はまだ何かが起こると思っています。

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