Code Reading
もう、身も蓋もない本です。オープンソースの流行をいいことに、主にC言語で書かれたソースをそのまま載せて、コードの読み方、書き方、お作法についてこれ以上はないくらい具体的に解説している本。
Code Completeが、現代のプログラミングはオブジェクト指向であるべきだ、人間が読みやすいようにコーディングをするべきだという哲学にのっとっているのに対し、本書はもうごりごりのC言語で書かれた生のソースに基づいてコーディングかくあるべしと述べています。
新規にプログラムを作成する時はCodeComplete的アプローチが正しいと思いますが、すでにあるソースのメンテナンスをするときなどは、そんなにきれいなソースが対象であるとは限りません。複雑なソースを読みこなし、奥に潜んだバグを洗い出さなければなりません。
そんな時に備えるために、本書はあります。サンプルとして乗せられたコードは、良し悪しはともかくさまざまなスタイルのもので、K&Rのいまや懐かしいスタイルのものも遠慮なく出てきます。
正直、難しすぎて(ソースを解読するだけのスキルと元気がない)全部は追いきれていませんが、10章コードを読むためのツールは役に立ちました。
あと、リビジョン管理はcvsを中心に述べられていますが、今ならSubversionかなー。
Cでコーディングするって言うのはこういうことだよって雰囲気が(実例込みで)伝わる本です。経験不足を嘆くあなたこそ読んで、経験値を上げましょう。
・・・でも、昨今はCでコーディングってのは流行らないのかな?
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