« ならず者の経済学 | トップページ | Firebugを使ってみた »

2009年3月16日 (月)

サブプライム後の新世界経済

前作「サブプライム後の新資産運用」がそこそこ面白くて、新聞広告で各種ランキングで売り上げ一位とか書いてあったので、買ってみた。

平易な言葉で書かれていて、強調したいところはゴシック体になってたり、各節の終わりにpointがまとめてあったり、とっても読みやすく、わかりやすい。今風だ。

本書で書かれていることのことのうち、個人的に興味深かったのは(それが事実かどうかはともかく)

  • サブプライム問題まで、アメリカの住宅バブルを背景とした後先考えない個人消費が、世界経済を支えていた
  • 世界の金融資産は最盛期180兆ドルに比べ、サブプライムローン証券の総額は1兆ドル程度だったが、その1兆ドルが世界の経済を混乱に陥れた(人間の不合理性の表れだが、これは予想できたこと)
  • アルゼンチン、ベネズエラは、今後10年くらいでやばいかも
  • 10年のレベルでこの景気(株価)は続く
  • アメリカ経済と世界経済は一蓮托生だから、アメリカ経済の復活こそが世界経済の復活につながる。だから、各国はアメリカの国債を買ってアメリカを支えるべきだ

これ以外もいろいろ書いてあって、お勧めのネット証券(SBI)やネット銀行(ソニー銀行)など具体的なことも書いてあっていいのだけど、おそらく著者が一番強調していたのは、「経済の先を予測するに大事なのは、経済学を学ぶことではなくて、哲学、歴史学、心理学、などさまざまな考え方に基づいて考えること」ということ。確かに、経済学は予測には役立たないようで。
世界で何が起こっているのか、事実の認識が大事だ思うのだけど、本書にもあるとおり、その事実は自分で探さないとわからないんだよね。
もっと勉強が必要だということで。

|

« ならず者の経済学 | トップページ | Firebugを使ってみた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/207693/44369956

この記事へのトラックバック一覧です: サブプライム後の新世界経済:

« ならず者の経済学 | トップページ | Firebugを使ってみた »